防犯対策<昔と現在の違い>

玄関の見え方も変わった今。

住まいの防犯対策、どんなイメージが浮かびますか?
玄関の鍵・リビングサッシの鍵。浴室の格子?いろいろあります。

昔は、ご近所付き合いが密で「人の目」が最大の防犯カメラでした。共働き家庭も少なかった時代です。
その為、玄関周りは見通しが良いほうが不審者が隠れにくく、ご近所からみえやすい方が安心と言われていました。
オープンな外構や玄関からリビングが見える間取りも、そうした安心感につながると考えられていました。

しかし、現代は状況が一変。
共働き家庭が多く、地域の繋がりも少なく、空巣の手口も格段に巧妙化しました。
侵入者は入念な下見をして、侵入しやすい家を探します。

その為、防犯対策では、【見えにくい玄関】【間取りを読ませない工夫】が重要視されています。
高い塀や目隠しフェンスで玄関周りを隠し、室内が簡単に見渡せない間取りにすることで、侵入者に必要な情報を与えず、犯行を諦めさせる効果があると言われています。

人々の目が届きにくくなった現代だからこそ、住まいの外観や間取りを工夫して、侵入者が「入りにくい」と感じる家づくりが、何よりも大切な防犯対策になっているのです。家づくりで間取りなどを決める段階から防犯対策も考えたプランが必須になってきています。
時代に合わせた「安心のカタチ」を考えてみましょう。

メニュー