一級建築士の現場レポ【木造住宅のお手入れ】
こんにちは!
一級建築士の富成です。
春のやわらかな日差しを感じる季節になりました。
冬の寒さをじっと耐えてきた住まいにとって、春はまさに"住まいの健康診断"のタイミングです。
工務店を営む私から見ても、この時期のひと手間が、木の家を長持ちさせる大きなポイントになります。
【外回り】
冬の風雨や寒暖差で、外壁やウッドデッキの木部には細かなひびや汚れがでていることがあります。
軽く水洗いをし、必要に応じてオイルや再塗料を。
紫外線が強くなる前のケアが、美しさを保つ秘訣です。

【室内】
室内では、暖房による乾燥でフローリングや柱が少し収縮していることも。
カサつきが気になる場合は、木部用ワックスや自然オイルを薄く塗ってあげましょう。木は呼吸する素材。
少し手をかけるだけで、ツヤとぬくもりがよみがえります。
また春こそ意識したいのが換気と湿度管理。
室内湿度は40~60%を目安に、天気の良い日は空気を入替えてください。
あわせて、雨どいや基礎まわりの点検もお忘れなく。小さな不具合の早期発見が、住まいの耐久性を高めます。
木の家は、手をかけた分味わいが深まる住まいです。この春、少しだけ住まいに目を向けてみてはいかがでしょうか。
きっと、これからの年月をより心地よく重ねていけるはずです。
